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スタジアムに行こうっ!ぶらり旅2001バイク巡り2001.9.24 札幌〜函館
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2002年W杯のスタジアムを見に行こうっ!
2001.9.24 札幌〜函館

推定走行距離320km

おばちゃんに教わった南樽市場 朝7時に起きるはずが、昨日のビールのせいか8時半起床・・。こりゃちょっと二日酔いぎみだ・・。でも今日は函館まで行かなきゃいけない、早く起きなきゃ。9時にはカプセルを出て、朝食。お金もないんで大好きな吉野屋の牛丼。280円はホントありがたい!

 小樽へ。駅前の三角市場ってのが有名だってんで、そこに行こうと思っていた。その手前数キロってトコだろうか?郵便局でお金をおろした。そのついでに通りかかったおばちゃんにあとどのくらいかを聞いたら、
おばちゃん「あぁぁ、そんなトコより絶対そこの市場の方が安いわよ〜!」
やす「そうなの?このガイドブックに載ってるんだけど」
おばちゃん「うんん。こっちの市場の方がいいって!おばちゃんもいつもあそこで買っているんだから!」
やす「そう?地元のお母さんが言うんだから間違いないね?」
おばちゃん「間違いないよ!」
おばちゃんは家計を支えるプロなのだ。彼女たちのいう事を聞くことにしよう。さて、んじゃ金もおろしたしそこの市場ってのに行ってみっか。ん?
おばちゃん「お兄ちゃん、ちょっと、長旅みたいだからコレ持ってきなさい」
やす「あ、ありがとおばちゃん」
手渡されたのはたんまりあんこの入ったおまんじゅう。なんだってそんなもん持ち歩いているの?今さっき買ったのかな?ありがとおばちゃん。北の人情に触れた。おばちゃんに言われた市場で買い物をして、さぁ小樽だ。

 小樽市街。ここでは小樽運河近辺の旧日本郵船小樽支店ってトコに行ってきた。またまただけど、「ラブレター」の樹の勤める図書館の舞台となったところです。小樽の観光名所みたいでした。周りは公園になっていてちびっこたちの遊び場になっていた。

いつかの崩落したトンネル 小樽を出て積丹半島を一回りって思っていったが、時間も予定より押していたし、何より天候がやばそうな感じだった。仕方がないので積丹半島一回りはあきらめて、海周りで函館をめざした。海沿いの道を走っていると、「ん??あれれ??」スピードメーターが0キロを指している・・。動いていない・・。スピードメーター、走行距離表示までも動かない・・。こりゃダメだわぁ・・。長万部の自転車屋兼バイク屋に持っていってみても、部品がない、あっても函館のバイク屋だって・・。函館まで行くしかない。この旅、もうすでに2回目の故障・・。大丈夫かな??

 長万部に向かう道。お山の方はなんか雨が降っているっぽかったので、海岸線沿いを走った。国道の海岸線沿いは崖になっていてトンネルがつづく。「あれ?このトンネルは工事中だ。??なんか見たことある・・。あっ!」この場所っていつだったか崩れちゃって何人かの方が亡くなったところだ。すっげえ崖でしたホント・・。あんなんが崩れてきたんだからそりゃそうにもならないですよね・・。

 途中、コンビニで休憩。コンビニ駐車場の車止めに座って「一平ちゃん」をすすっていると、おじさんとおばさん多分ご夫婦なのだろう、声をかけられた。
おばさん「私たちね、今、パンを焼いてきたんだけど食べる?」
やす「はい?いただいていいんですか??」
おばさん「どうぞ!はい」
と食パンを手渡された。なんでもこの辺の名物らしく、ひまわりの種が入っている食パンだ。正直、「食パンだけもらってもなぁ・・」て思ったんだけど、これが美味しかった。「一平ちゃん」のおつゆとの相性もバッチリ!この美味しいパンをくれたご夫婦に丁重にお礼を言った。またも北の人情に触れた。それにしても、なんだって1日に2回も食べ物ばっかりいただくのだろうか??あんまり汚いからなのかな??これから町で「バクシーン!」とでも言えば食費が浮きそうな勢いだ・・。

 夕方7時。函館駅到着。なんか予報では雨だったって話だが、こっちにきたらいい感じにお月さんがのぞいている。明日晴れるなんて分かったもんじゃない。そのまま函館山へ。函館っていやぁ、夜景!夜景をこよなく愛する僕が行かないわけにはいかない。ここも山頂への道はアイク走行禁止だっていうんで、ロープウェーでお山のてっぺんへ・・すげぇ・・。さすがは世界の3代夜景だ!!函館山のてっぺんは観光客でいっぱい。ムードにはかけるってトコだったね。つっても僕はもちろん男一人旅。ムードもへったくれもない・・。札幌の藻岩山でもそうだったけど、夜景は少なくとも、同姓、間違ってもひとりでいってはいけません・・。

 函館山を下りると8時ってトコだった。この日の函館はあったかかった。「やるなら今日だな!」そう、今までバイクの後ろに乗っかってきたが出番のなかった寝袋の出番です。野宿することにした。いろいろ探して回ったが、あんまり人のいないところも怖いので函館港のタクシー乗り場の横の芝生にシートをひいて寝袋の中。なんてことない、いつだったか3月の雨降る国立深夜それでも寝ていた僕には、9月の函館はそこまでの条件ではなかった。今夜はお月さんが見えるここからおやすみなさい。
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