２００２年W杯のスタジアムを見に行こうっ！
2001.9.25 函館近辺〜青森
推定走行距離６０ｋｍ
この旅初の野宿に、朝ははよから目が覚めた。朝露がすごい・・。さすがに野宿ではかなりの早くに目が覚めた。それにしても函館で野宿して、朝になるまできっちり寝れちゃうんだから我ながらたいしたもんだ。
今日は１日、函館観光。まずは朝早く起きたんだから朝市に行ってきた。函館朝市には別に買い物にって訳じゃない。昨日のおばちゃんに教わった南樽市場ってトコで買い物済みなのでただプラプラ。しかしまぁ、市場の人はみんな試食を勧めてくれる。「買う訳じゃないのに申し訳ないなぁ・・」なんて思いつつ、たくさんカニを食べさせてもらっちゃった。やっぱ旨いね〜！
朝市のあとは、五稜郭。その歴史はよく知らないが、明治維新の最後、新政府軍対旧幕府軍の最後の戦いの場所として知られる。五稜郭タワーってのに登って上から眺めてはみたものの、五稜郭全体が眺められるって訳じゃなかった。
さらに元町近辺を徘徊。なるほど歴史のある町って感じだ。元町のお店にはいたるところにＧＬＡＹのポスターが貼ってあった。お店の女の子に聞いてみると、やっぱりこの辺じゃとくに大スターだそうだ。その子もテルの高校出身だって言っていました。
野宿明けだっていうんで眠くて眠くてだったけど、やっぱりスタジアムを見なきゃって思ったんだけどね、函館のＪ開催地、函館市千代台公園陸上競技場ってトコに行ってきました。なんでもコンサドーレの試合が年、１，２あるかどうかって場所らしいけど、芝の綺麗なスタジアムでしたよ。詳細はスタジアム観戦のコツのコーナーで。
夜。今夜のフェリーに乗って青森に向かう。今夜中に青森に向かう予定だからだ。スピードメーターがこわれ、走行距離も分からないので、どれだけ走ったのか分からない。今日はたいして走ってないけど、とりあえず満タンにしておくことにした。ダメもとってことで一応ここでスピードメーターを直せないか聞いてみると、またそこのガソリンスタンドのお兄さんがすっげぇいい人で、知り合いのバイク屋、近所のバイク屋にいろいろ掛け合ってくれて、すぐそばのバイク屋に部品の在庫があることを教えてくれた。たった２００円ばっかりしか給油していないってのに地図まで描いてくれて、ホント北の人って親切ですね！！北海道最後の夜にして、最後の最後まで人情に触れていい思い出がたくさんできました。ホント北海道の人たちはみんな親切でした。
さぁ、函館のフェリー、２０：１０初ってのに乗れば、明日の０時過ぎには青森だ。４時間くらいの船の旅だが、仮眠なら充分できる。しかも昨日は野宿、風呂に入りたい。とっとと乗船して、風呂に向かった。ガラガラ・・（風呂のドアを開ける）すでに中には２人。お兄さんと背中に一面なんかお釈迦様みたいな彫り物のあるお兄さん・・。「まじすか・・」。（背中に彫り物→敬語オンパレードロックオン）なぁ〜んとなくパターン見えてきたんだけど、それは速攻で起こった。きっとそのお兄さんは僕を待っていたのだろう。出るタイミングをはかっていたのだろう。ほぼ僕と入れ替わりで、
お兄さん「・・さてと」
「何がさてとなんじゃい！」ってめちゃめちゃ思いました。残った僕と、彫り物のお兄さんツーショットタイム・・。「とっとと入って出ちまえばいいんだ。彼と接触する必要はない。さて、早く体を洗っちゃおう。えっと、石けんにシャンプーはないんだね・・」なんて思っていると・・
彫り物のお兄さん「おい、兄ちゃん！」
やす「はひ？（はい？）」
彫り物の兄さん「そのシャンプー使っていいよ！」
やす「えっ！あっそうですか。どうもありがとうございます」
彫り物の兄さん「そっちの洗い場はシャワー付いているしそっち使いな」
やす「あっ！ホントだ！どうもありがとうございます」
このお兄さんにシャンプーを貸していただきました。北海道でたくさんの方々の人情に触れた最後の最後に怖い思いしちゃうのかな？なんて思ったけど、この人も笑顔の優しそうな人だった。でも背中に一面じゃやっぱびびちゃうよね。
０時くらいに青森について、そのままフェリーターミナルの仮眠場所みたいなトコで寝る。明日は仙台までやく４５０キロ。よく寝なきゃ。 |
