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スタジアムに行こうっ!ぶらり旅2003年イタリア遠征ミラノから東京
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欧州のフットボール文化を体感しよう!
2003.11.24〜25
ミラノから東京

 この日は東京に向けてのまたはるばるの移動です、ひたすら・・。朝からホテルを出てミラノのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港へ、はるばる8時間のフライト。旅日記としては書くことないわけです。ここまで僕のしがないイタリア旅行記にお付き合いいただきましてホントありがとうございました。今回、欧州のフットボール文化を体感しようとはるばるイタリアまで行ってきましたが、それなりに欧州のフットボールに触れてきました。ハプニングのおかげでセリエAを2試合も見ることできたしね!振り返らせていただくなら欧州のフットボール文化、「すげえ!」やっぱりプロリーグ10年の日本とは格が違う。100年を超える歴史を持っているだけあってスタジアムはもちろんその周辺にもなんともいえない雰囲気が漂っていました。欧州とニッポンとの差をホント感じました。

 ただ日本のJリーグだって10分の1の歴史の中でよくぞここまでやってきたなぁと関心もしました。「30歳を超えて今だにどんどんうまくなっていますね」って質問に、「僕はもともと上手くないから伸びしろが大きいんですよ!」と答えたゴン中山の言葉をふと思い出した。欧州と比べればまだまだ歴史も浅くまだまだまだ発展途上の我が国ニッポンのプロリーグ、そしてサッカー文化、それでもまだまだ発展途上な分だけ大きな伸びしろがある。欧州にはない独自のすばらしい文化を築くことだって十分にできるはずだ。ACミラン、インテルサポーターたちの声援を聞いても、うちら浦和サポーターが負けているとは全然思わなかった。アルビレックス新潟は世界的にも例のない大躍進を遂げている、このまま文化の域まで高めてほしい。ニッポンのサッカー文化だって欧州に追いつけ追い越せの勢いでじゃんじゃん伸びている。まだまだその差は大きいけれどいつか日本も欧州に引けをとらない文化が築けるはずだ。きっとそのとき代表やリーグの実力も欧州に引けをとらないものになっていることを切に願う。

 ただ今はまだ学ぶべきことは多々多々多々ある。今だその差は確実に大きいことを体感してきました。ジーコ監督が欧州組に固執しているんじゃないかと言われることもあるけど、僕はある程度理解してしまう。あのセリエAのピッチでプレーしている選手のスケールの大きさ。サン・シーロで戦う中田や中村、柳沢これは財産です。忘れちゃいけないのが2006年のW杯はドイツだってこと、2002年の国内開催とは訳が違う。欧州でプレーしあの怒涛のアウェイをリーグで経験しているその差は計り知れない。まだまだJリーグにはあの怒涛のアウェイの雰囲気がないのです。「ひょっとしてここから帰れないんじゃないのか?」恐怖が取り巻くようなヒリつくアウェイの雰囲気。罵声と殺気の相手サポーターの檻の中での試合。ジーコはこの経験を大きく評価しているのでしょう。僕もスタジアムでそれをちょっとだけ体感してきました。これから先、もっともっと海を渡る選手が出てくるといいな、そんでたくさんの財産を持って帰ってきてほしいな。

 Jリーグの理念である「地域密着」これがいかに大切なのか、たった9日間のイタリアだったけどこいつがホントよく分かりました。ヒリつくような怒涛のアウェイは地域住民たちの熱狂が生み出すのです。地域の人がその地域を愛しクラブを愛しスタジアムに足を運ぶ。生まれる一体感はホーム選手には12番目の選手として、相手チームには罵声と殺気と檻として取り囲む。地域密着があってこそ築かれてきた文化です。文化は地域の人たちが密着し作り出している、そいつがホントよく分かった。10年前、読売を名乗るヴェルディをつっぱねたJの理念、行動は絶対に間違っていなかった。

 今回のこのイタリアぶらり旅、実におもろかった。シロートなりに欧州のフットボール文化に触れ楽しんでこれました。観戦好きとしても学ぶべきことがたくさんあった。ちょっと観光そっちのけでスタジアムめぐりし過ぎた気もしましたけど・・。帰りの8時間のフライトの中こんなことを考えてやっぱりひたすらポケモンのパズルゲーム熱中しました。ひょっとしたらこれが最後の海外旅行になるかもしれませんが、2006年はドイツに行きたいって思っています。また国内の遠征旅行になるとは思いますがたまぁ〜にぶらり旅は更新されると思います。どうぞそのときはお付き合いください。東京に着くころにはポケモンパズルは完全攻略、僕の目の下にはパンダのようなクマができていました・・。(やす)
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