スタジアムに行こうっ!~サッカー生観戦絶対推奨サイト~ スタジアムに行こうっ!サイトマップ

サッカー観戦と何かをコラボする アウェー遠征記

スタジアムに行こうっ!-サッカー生観戦絶対推奨サイト-

スタジアムに行こうっ!アウェー遠征記大分トリニータ対浦和レッズ(九州石油ドーム)

大分遠征 由布院から別府を巡る
2008年Jリーグ第16節
大分トリニータ対浦和レッズ
九州石油ドーム 2008.7.12

九重夢大吊橋
▲九重夢大吊橋
九州石油ドーム
▲九州石油ドーム

 まだ夏休みには少し早いですが、たまたまこの週末連休が取れたと言うことで出かけることにしました。遥々九州へ。ちょっと久々のアウェー遠征は大分です。大分県と言えば温泉が有名、温泉大好きな僕としてはサッカー観戦と温泉、最高のコラボです。2泊3日、由布院温泉と別府温泉に両方浸かる熱い企画です。

 今回のアウェー遠征もJTBのツアーを活用して往復航空券と宿泊先、レンタカーがセットのフリープラン、それでもさすがにけっこう高くつきました。11日昼の飛行機で羽田から大分空港へ、僕が乗った飛行機にはちらほら浦和レッズサポーターたちが。まだ試合は明日だって言うのにレプリカを着ていたり、それと分かるTシャツを着ていたり、飛行機には邪魔であろう大きなフラッグケースを持っていたりと九州であろうと駆けつける熱い浦和レッズサポーターたちの姿がありました。

 大分空港に着くとそのままレンタカーを借りて由布院へ。大分空港から高速道路を使えば1時間ほどの道のりです。途中、サービスエリアで休憩を摂るとやっぱり見つけた10人ほどの浦和レッズサポーターたち。やっぱりそれと分かるTシャツなどの姿でした。僕は旅行であくせくするのが大嫌いなのでこの日はただ移動だけ、まずチェックインして由布院の町をふらふらしておしまい。あとはただ温泉です。さすがその名をはせる由布院温泉、気持ちよかったです。

 12日、九州石油ドームでのキックオフは18時、まだまだ時間があります。この日は夕方まで時間があるという事で大分観光、せっかく借りたレンタカーなのでやまなみハイウェイと言う美しい山道をドライブすることにしました。途中にある九重夢大吊橋、なんでも高さ、長さ共に日本一を誇る絶景の吊橋とのことで行ってきました。昨日の大分空港やサービスエリアでそれと分かるカッコでいた浦和レッズサポーターたちに習って、我が子は浦和レッズのTシャツに埼玉西武ライオンズの帽子というカッコです。間違いなく埼玉県民に見られたでしょう、しっかり「浦和レッズを応援にはるばる九州までやってきて今ここで観光してお金を使っているんだぜ!」と観光地のおばちゃんにアピールしてきました。

大分サポーター側ゴール裏九州石油ドーム
▲大分サポーター側ゴール裏九州石油ドーム
大分トリニータサポーターたちの応援
▲大分トリニータサポーターたちの応援

 九重方面をドライブ、別府の今日のお宿に立ち寄って少し休憩してから今度は大分へ。予定通り17時前には九州石油ドームのある大分スポーツ公園に到着したのですが、ここからが誤算でした。やっぱり車で来る人が多いためなのでしょう。九州石油ドーム周りの駐車場はすでに満車状態…。それでも広大な大分スポーツ公園です。駐車場がないということはありませんでしたが、九州石油ドームからはかなり離れたところに駐車することとなりました。それでもそこから無料シャトルバスに乗って九州石油ドームまではすぐでした。17時30分頃には到着。2002年日韓ワールドカップの舞台となったスタジアム、開閉可能な屋根を持つ素晴らしいスタジアムです。

浦和レッズサポーターたち
▲浦和レッズサポーターたち
九州石油ドームなのにまるで浦和ホームの風景
▲九州石油ドームなのにまるで浦和ホームの風景
薄暗くなってきた九州石油ドーム
▲薄暗くなってきた九州石油ドーム

 さすがに対浦和レッズ戦と言うこともあり、九州石油ドームは今期最高の観客動員数、2万8千人を超えるサポーターたちを集めました。さすがに九州大分、アウェーゴール裏以外は大分のサポーターたちのブルーで染まりあがっていましたが、アウェーゴール裏は真っ赤、そこだけ見ればまるでホーム状態でした。なんでも5千人もの大集団だったとのこと。浦和レッズサポーターってどこにだって行っちゃいますね…、僕もですけど。

 この大分、特にこの九州石油ドームでの対戦では非常に相性が悪い。2005年から引き分けを挟むも浦和は勝ち星がありません。大分としては首位浦和をホームで食ってさらに上り調子になる最大のチャンスです。たくさんのサポーターたちが詰め掛けるはずですね。

 試合は浦和が攻撃的布陣、永井、エジミウソン、田中達也の3トップに対して大分はしっかり引いて守っての展開、大分ディフェンスが実に効いていて再三大分ゴール付近まで攻めあがるも決定機にはいっこうに至らない。浦和としてはなかなか形にならないストレスの溜まる展開、大分からしてみれば狙い通りの展開でしょう。この形をさらに深めてしまったのが早すぎた先制点、10分、ウェズレイからのパスを駆け上がった鈴木慎吾がラストパス、駆け込んだ前田がヘッドで流し込んだ…。先制点はホーム、大分トリニータ、九州石油ドームが沸き立ちました。この先制点が効きました。ただでさえ引いて守って浦和攻撃陣に仕事をさせずいなして戦っていた大分はさらにその形を作る。前半、攻めの姿勢を貫いていた浦和なるも決定機は訪れず…。むしろたまに大分が見せるカウンターに冷や冷やした。

 ハーフタイム、驚いたのが大分サポーターたちの演出です。九州石油ドームではハーフタイムにブルーのジェット風船を飛ばすのですね。まるでプロ野球のようでした。サッカー場でこんな風景が見られるなんて。

 後半、劣勢な浦和レッズはエジミウソン、田中達也を下げて梅崎、高原と投入、2トップの形にする。それでも大分のディフェンスを崩すには至らず。足の止まってきていた浦和の中で梅崎は献身的に走り回っていたものの決定機を作るには至らず、空回りしていた…。焦ってきた35分、ウェズレイの追加点が入り2-0、勝負あり…。沸きに沸き立った九州石油ドーム…。遥々こんなに遠くまで遠征に来たのにさ。がっかりした気持ちのまま小さな子どもがいるので少し早くスタジアムを後にすることにしました。おかげで2万8千が一気に帰る大混雑を上手く避けすぐに高速道路に乗ってスィーっと別府まで帰ることができました。

 夕食は別府のファミリーレストラン、悔しさのあまりうっかりビールを飲みすぎてしまいました…。別府のお宿について温泉に入って寝ようとお風呂に行くとここにもいました、敗戦で元気がないけどやっぱりレプリカでいた浦和レッズサポーターたち。同じお宿にも同じ目的で来た人たちが泊まっていたのですね。アウェーまで遥々遠征して敗戦だと本当にがっかりです。

運ばれていく食い倒れ太郎
▲運ばれていく食い倒れ太郎
別府地獄巡りでも浦和レッズサポーター
▲別府地獄巡りでも浦和レッズサポーター

 13日、楽しい旅行はあっという間におしまいです。今日の昼には飛行機で東京に帰らないと…。午前中、別府の観光をしようと別府地獄巡りをしてきました。ここは別府温泉の源泉が噴出す有名観光スポットです。8箇所ある地獄全部は巡れないのでとりあえず海地獄です。ここですごい人に会うことができました。今、たいへん話題の食い倒れ人形です。なんでも食い倒れ人形と巡る別府ツアーだかなんだかで来ていたようです。僕らとはほぼ入れ違いになってしまいましたが、両サイドから抱えられて運ばれていく食い倒れ人形がお目にかかれました。食い倒れ人形と別府温泉巡り?どんなコンセプトなのでしょうか?で、ここでもやっぱり見られた浦和レッズサポーターたち。試合の翌日になってもレプリカで観光地巡り、アピールしすぎです!

 今回のアウェー遠征は2泊3日でしたが、昼には大分を後にしたためなんかあくせくとあんまり観光は楽しめませんでした。はるばる九州まで行くのならもう1日くらいほしかったなぁ。まだ未定ですが、次の遠征は9月頃、できるのならまた九州博多辺りに行きたいなと思っています。お財布と相談ですがそれまではいつもの貧乏生活です。

 この試合を観戦した方々、みなさんのご意見、ご感想をお寄せ下さい。九州石油ドームお国自慢にコメントを残すことができます。

RSS&ソーシャルブックマーク

このページの関連リンク

九州石油ドーム徹底ガイド

迷球魂 大分トリニータ対浦和レッズ(九州石油ドーム)

最新記事

コンテンツ
バックナンバー

スタジアムに行こうっ!アウェー遠征記大分トリニータ対浦和レッズ(九州石油ドーム)