２００２年W杯のスタジアムを見に行こうっ！
2001.9.23 札幌近辺〜小樽 札幌ドーム制覇！（５つめ）
走行距離１５２ｋｍ
 今日は、札幌めぐりからです。さすがに昨日に着いて、一日で見て回れるほど１８０万都市札幌は狭くはない。まずはこの旅の最大の目的であるＷ杯のスタジアム、札幌ドームに行った。国道３６号線沿いにあるんだけど、これがでかいでかい！この日は残念ながらＪリーグや野球の試合は行われていない。でも、この札幌ドームは新しい観光スポットとして、札幌ドームツアーってのがやってて、それを見てきた。ようは、お姉さんの案内で札幌ドームを隅々まで見せてくれるって訳だ。「なかなかえげつない商売しやがるぜ！」なんて思っていたけど、これがなかなかおもろかった。詳しくは「スタジアム観戦のコツ」のコーナーで！
 札幌ドームから今度は大蔵山のジャンプ台へ。札幌五輪の舞台だ！大倉山を飛んだ選手いわく「まるで札幌の街に降りていくよう」というのも分かる。見晴らしのいい場所だった。ジャンプ台の上にもリフトで登れるんだけど、なんとなく登らなかった。上からの眺めは絶景みたい。っていうのも今夜はまた札幌に戻ってきて、夜の藻岩山ってのに登ろうって思っているんでね。見晴らしのいいところはいいやって。
さぁ、思ったより札幌に時間を使ってしまった。旧北海道庁、北海道大学と流し見て今度は小樽方向へ。だけど、小樽へ行くまでの時間がなくなっちゃった。藻岩山のロープウェー営業時間があるので、それまでに札幌に戻らないと行けないのです。仕方がないので、銭函ってトコまで行ってきた。ここには目的があるんです。皆さん知ってるだろうか？この写真を見てピンときた人はかなりの邦画通です。またもなんですけど、岩井俊二監督の「ラブレター」の藤井樹宅です。映画の中では、もうあと数年ももたないで壊れてしまうって言われていた古い家。ここは小樽の歴史的建物ってことになっていて、ちょっとした観光名所なのだそうです。この映画のおかげで訪れる人も増えたそうですよ。
やっぱりここいらであたりは薄暗くなってきた。小樽市内に行っていては時間がないので、しぶしぶ札幌、藻岩山へ。札幌市街の夜景が一望できるってんで有名なトコです。バイクで登りたかったけど、バイクは走行禁止だそうで、ロープウェーで、さらにリフトに乗り継いで山頂へ。「・・こりゃすげえや！」さっすがは１８０万人の住むマンモス都市。明かりの量ってのが違う。東京あたりの夜景じゃ歯が立たないって感じでした。すごいでしょこの写真のとおりです。詳しくは「ぶらっと夜景」のコーナーで紹介予定。
藻岩山で今日の予定はおしまい。はぁぁ・・、なんか夜景スポットが有名だからってひとり旅で行くとつらいものがある・・。カップルばぁ〜っかり・・。カプセルに戻って、なんかあんまり寂しいので、ひとりで飲みに行ってサクっと寝ちまうことにした。昨日すすきのきんぺんをあるいていたら７０分、札幌地ビール飲み放題１０００円なんてお店があったのはチェック済み。１時間でめちゃめちゃ飲んで寝ちまおう。
店員「いらっしゃいませ！」
やす「ひとりでも大丈夫ですか？」
店員「もちろんです！こちらどうぞ！！」
やす「あの、１，２品で７０分のみ放題にしてほしいんですけど」
店員「え・・。あの飲み放題はお二人様からとさせていただいているんですけど・・」
やす「・・え。そうなんですか・・。」
店員「はい・・・」
やす「・・・・だったらいいです。」
店員「・・そうですか、ありがとうございました。」
いったい何に対してありがとうなのかは不明・・。でもこれで飲まずにはいられねえのは確定！すすきの交番入って、いいお店を教えてもらおう！
すすきの交番にはいろんな人がやってくる。北海道で一番出動件数の多い交番だそうだ。おまわりさんに飲みほのお店を訪ねると、ガイドブックみたいのを出してホントに丁寧に教えてくれた。なんなら「ちょっとまってろ！今、やっているか電話してきいてやっから」とここまでの丁寧ぶり。僕がそんなことを聞いている間にも、どっかのほろ酔い兄さんが「おまわりさん！この辺でうまいラーメン屋って言ったらどこにあるのぉ？」なんてやってきていた。その兄さんにも丁寧にいろいろ教えていた。いやいや、街のおまわりさんはホント大変です。ないやらここんところ、警官の不祥事が問題になっているけど、ほとんどの警官の方々はこうやって、僕らや町のために日夜働いているんですね〜。あういう不祥事がつづくと、ほとんどのまじめなおまわりさんまでそんな目で見られて、ホントかわいそうです。
結局、このすすきの交番にのすぐそばにある３３０円居酒屋ってトコで飲み食いすることにした。そういやぁ、今日はろくに飯を食べていなかった。空きっ腹にビールで３杯ほどで気持ちよくなってきた。よし、これでとっとと寝ちまおう。明日は函館までの長旅だ！早く起きなきゃ！！ |
